ある日の朝、夫から突然の告白がありました。
「ごめん。浮気した。相手の親から会社に手紙が来た。」
私の頭の中は一瞬で真っ白になりました。
まさかこんな形で、夫の裏切りを知ることになるなんて。
今回は、私が不倫を知った”最悪の告白”の瞬間についてお話します。
母の日の朝、夫の土下座からの告白
ある年の母の日の朝。
とてもいい天気で、私は洗面所で洗濯物を干す準備をしていました。
子どもたちは朝食を食べ終え、テレビを見ていました。
夫が突然私の足元に来て正座した。何だかとても深刻な顔をしています。
このところ仕事が忙しいのか、思い詰めたような顔をしていることが多かったです。
「どうしたの?」と聞くと、いきなり土下座されました。
「え?何?」戸惑っていると夫から衝撃の言葉が。
「ごめん、浮気した。相手の親に200万円くらい支払った。もう隠していられないと思って。」
私は夫の言葉が理解できませんでした。
何言ってるの?夢かな?
でも眼の前の夫は冗談を言っているようには見えない。
こらえきれず涙が出てきました。
落ち着いて話を聞かなくては。
でも子どもたちがいる前では話せない。
なんとか気持ちを持ち直し、子どもたちを近くに住む義父母宅に預かってもらうようお願いしました。
会社に届いた脅迫状。送り主は「不倫相手の親」
夫の話を要約すると、
・マッチングアプリで知り合った女と数ヶ月前から不倫していた
・相手の親が会社に手紙を送りつけてきた
手紙には「うちの娘を傷つけた責任を取れ」、「できないのなら写真と不倫の事実を関係各所に公表する」といった内容が書かれていたそう。
恐怖で手が震えました。
「写真って何?」と聞くと、性行為中を撮影した写真とのこと。
眼の前が真っ暗になりました。
”脅し”で200万円分の買い物をさせられていた
夫はこう続けました。
「誠意を見せろって言われて、クレジットカードでいろいろ買わされた。全部で200万円くらい…。」
ブランド物や貴金属、旅行費用や電子機器。
「相手をなだめるために」「関係を終わらせたくて」
という言い訳に、私は怒りを超えて呆れてしまいました。
どこの馬鹿なサラリーマンの話?
本当に夫の話?
私の感情は「悲しみ」より「冷めた怒り」だった
それは脅迫だよ?
ネットで調べればいくらでも出てくるのに。
・不倫したならなぜ最後まで隠し通さないのか
・不倫の後始末を私に頼るのか
夫は脅迫されて冷静な判断能力を失っているようでした。
哀しみよりも怒りが湧いてきました。
夫に。不倫相手に。脅迫している不倫相手の親に。
でも夫は私が助けてあげなくては。
私は専業主婦で子どもが3人います。
うちの大黒柱は間違いなく夫です。
私は夫に警察に行くよう説得しました。
弁護士に相談しようと決めた理由
弁護士に相談しようと思ったのは、浮気の証拠を集めるよりも、すぐに法的な対処法を知りたかったからです。
・お金を取り返せる?
・相手に慰謝料は請求できる?
・子どもたちを守れる?
私はまず弁護士に相談する決意をしました。
次回は、弁護士にはじめて相談したときのことを書いてみようと思います。
【まとめ】「不倫の代償」は、想像以上に大きかった
浮気だけじゃない。
脅し、金銭、社会的な信用、家族への裏切りーー。
幸せだった日常のすべてが崩れた瞬間でした。
もしあなたが、パートナーの不倫を”脅迫の告白”で知ったら、どうしますか?
続きはこちら→不倫発覚後すぐに弁護士に相談した体験談
コメント